農業・農村を支える「普及指導員」について

●農業・農村を支える「普及指導員」について

<< 質問 石井敏雄 >>

普及指導員さんは、農業技術の普及の現場で、数年間しっかりと実務を経験したのちに、国家試験に合格した国家資格を持つ地方公務員です。

普及指導員の、その信頼と実績の功績は、誠に大きいところであります。
農業、農業者に寄り添いながら、地域農業の課題を解決していく普及指導員さんの普及組織に、大きな期待が寄せられています。そこでお尋ねいたします。

(1) 農業者を支援している普及指導員・普及組織は、産地の維持・拡大に向けて、どのように取り組んでいるのか。

<< 答弁 知事 森田健作 >>

1 野菜などの産地の維持・拡大には、農業現場に最も近く、技術や経営を指導しながら、農業者に産地の方向性やあり方を直接働きかける普及組織の活動が重要であると考えております。
 
2 具体的には、主要な産地について、担い手の年齢構成や生産面積などの現状を分析し、将来にわたって生産力を維持・拡大していくため、生産性を高める技術指導、規模拡大に向けた省力機械の導入や有利販売に向けた産地間連携などの支援を行っております。

3 これらの取組により、主要産地の販売額が向上していることから、今後とも、普及組織による産地支援を積極的に行ってまいります


(2) 普及指導員は、農業者の生活改善や農村における男女共同参画社会の実現についても役割を担うべきと思うがどうか。

<< 答弁 知事 森田健作 >>

1 普及指導員は、生産技術や経営の指導などに加え、女性の多角的な視点を取り入れた地域資源の活用や、女性農業者の経営や社会への参画を支援しております。
 
2 具体的には、
・農産物の加工から発展して直売所などで販売する起業家の育成
・作業負荷を減らすための機械器具導入などによる作業環境の改善
・経営方針や役割分担、就業条件などを定める家族経営協定の締結
・農業委員などへの女性登用の促進などの支援をしております。

3 今後とも、関係機関と連携しながら、地域の活性化に向けた、女性農業者の経営参画・社会参画を促進してまいります。


農業・農村を支える「普及指導員」についての再質問です。

先ほど普及指導員は、農業・農村を支えるために、様々なことに取り組んでいるとの、ご答弁がありました。

この10月には、農林水産省発行の「協同農業普及事業をめぐる情勢」の中で、ICTを活用した効果的な普及活動の展開と、普及現場での積極的なICTの推進が掲げられています。

すでに熊本県では、5年前からiPadを導入しています。普及指導員が畑などの現場にタブレット端末を持ち込み、大きな成果を挙げています。
しかし残念ながら、この千葉県には、まだ導入はされていません。そこでお尋ねいたします。

(1) 普及指導員の活動について、PRや啓発の必要があると思うがどうか

<< 答弁 農林水産部長 伊東健司 >>

普及指導員は、産地の維持・拡大や産地をけん引する中核的な農業者の育成に努めており、その重要性を一層周知していくことが必要と認識しております。

そのため県では、農政全体はもとより、普及指導員については、その活動内容や成果を県のホームページで紹介するとともに、様々な新しい情報をフェイスブックで発信するなど、普及指導員の取組に関する広報に努めております。


(2) 農業産出額全国第2位、園芸産出額全国第1位などの奪還には、ipad等タブレット端末の導入・活用が欠かせないと思うがどうか。

<< 答弁 農林水産部長 伊東健司 >>

本県では、平成27年度から28年度に普及現場でのタブレット端末の導入実証試験を実施し、GPS機能を活用した、ほ場の特定、現地での農薬データベースの検索などに活用したところです。

今後も、他県の優良事例などの情報収集に努めるとともに、タブレット端末の効果的な活用方法について検討してまいります。


<< 石井敏雄から農業・農村を支える「普及指導員」についての要望 >>

ICT(情報通信技術)は、普及指導員さんの実績と農業者との信頼関係を築く、コミュニケーションツールでもあります。

本県、農業の至上命題である、農業産出額全国第2位、園芸産出額全国第1位などの奪還、もちろん農家の経営指導や技術の向上にも、欠かせないツールですので、早急なるタブレット端末の導入・活用を、強く要望いたします。

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