第六次千葉県障害者計画について

●第六次千葉県障害者計画について

<< 質問 石井敏雄 >>

この計画は、「第5次千葉県障害者計画」が、今年度末をもって終了するにあたり、「障害者計画」と、「障害者福祉計画」、及び「障害児福祉計画」を、一体的に策定するものです。

障害の有無にかかわらず、だれもが、住み慣れた地域で暮らすことの出来る、千葉県づくりに向けて、障害者を取り巻く様々な課題について、次期計画においても着実に取り組みを進めていくことを願う質問です。

そこで、これまで面倒を見ていた親の高齢化や、親なきあとの生活についても、不安を感じている方が多くおります。国は入所施設を減らす方向で進めており、今、本県の不足しがちなグループホームの現状を見るとき、これからの高齢化や重度化に対しての備えは十分なのか、現場の意見をしっかりと、反映させていくべきと思いますので、 お尋ねいたします。

(1) 入所施設などから 地域生活への移行の推進について、グループホームの整備をどの程度見込んでいるのか。
   また、障害のある人の高齢化・重度化などの様々な課題や、地域生活が困難な方への対応については、どのように考えているのか。


<< 答弁 知事 森田健作 >>

1 グループホームの整備については、平成32年度までの次期障害者計画素案において、定員の目標を平成28年度の実績より約1,200名上回る5,900名としております。

2 また、地域において、高齢化・重度化する 障害のある人への緊急時の相談支援や短期入所などを行う「地域生活支援拠点」の整備が進むよう、引き続き市町村に働き掛けるとともに、整備に対する助成を行っていきます。

3 さらに、地域での生活が困難な方に対しては、障害者支援施設における居住環境改善のための改修や、処遇向上に向けた支援を行うなど、安全・安心な住まいの場の確保に努めてまいります。


(2) 精神障害のある方を地域で支援するため、精神障害にも対応した地域包括・ケアシステムを構築する必要があると思うがどうか。

<< 答弁 副知事 滝川伸輔 >>

1 精神障害のある方が地域で安心して生活できるようにするため、県では、15の障害保健福祉圏域ごとに、病院と障害福祉サー ビス事業所と行政等の連携を推進すコーディネーターを配置し、地域の実情に応じた生活支援の取組を促進してきました。

2 次期障害者計画の素案では、退院後の生活の不安に寄り添うピアサポーターによる支援、住まいの場の確保のためのグループホームの整備や民間賃貸住宅への入居支援、精神障害のある方にも対応できる居宅介護等のサービスの充実などを重点的に推進することとしています。

3 これらの取組を通じて、地域において、医療・介護・住まい・相談窓口などを総合的に確保する「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」を構築してまいります。


(3) 医療的ケアが必要な子どもの実態を県として把握し、適切な医療・福祉を提供する体制を構築していく必要があると思うがどうか。

<< 答弁 副知事 滝川伸輔 >>

1 次期障害者計画素案では、医療的ケアが必要な子どもの支援に関して、ニーズや地域資源の状況を踏まえ、保健、医療、福祉、教育等の連携について、一層の推進を図ることとしています。

2 このため、現在、医療的ケアが必要な子どもの実態把握に向け、具体的な調査内容等について検討しているところです。

3 また、関係機関が連携を図るための協議の場を、平成30年度末までに、県及び各障害保健福祉圏域に設置するとともに、各市町村においても設置するよう、働きかけることとしております。

4 実態調査の結果や協議の場を活用して、 地域の実情に応じた、医療的ケアが必要な子どもに対する医療、福祉を提供する体制の構築に努めてまいります。


(4) 肢体不自由のある子どもに対するリハビリテーション、提供体制のネットワークを充実すべきと考えるがどうか。

<< 答弁 副知事 滝川伸輔 >>

1 肢体不自由のある子どもが、障害の程度に応じて、必要なリハビリテーションを受けることができる環境をつくることは、重要であると考えています。

2 このため、中核的な役割を担う千葉リハビリテーションセンターでは、地域の専門的医療機関や障害児通所支援事業所等における小児のリハビリテーション機能の向上を支援するため、医師や理学療法士等を派遣して実地指導を行ったり、具体的な症例対応などについての研修を行ったりしているところです。

3 今後も、これらの取組を行うとともに、リハビリテーションの情報共有の仕組みづくりなどを通じて、肢体不自由のある子どもに対するリハビリテーション提供体制の充実に向けた関係機関の連携強化に努めてまいります。


(5) 発達障害を早期発見、早期支援するために、保育所等に対してどのような支援をおこなっていくのか

<< 答弁 副知事 滝川伸輔 >>

1 発達障害のある子どもに対しては、早期に発見し、早期に支援を行うことが重要であり、市町村が行っている乳幼児健康診査や健康相談において、疾病の有無や成長発達状態等を把握するとともに、発達障害の早期発見に努めております。

2 また、県では、保育所等に勤務する保育士や幼稚園教諭の希望者等を対象に、発達障害への理解や対応等に関する研修を行い、早期支援にも努めているところです。

3 さらに、今後は、これらの取組に加え、勤務年数概ね3年以上の保育士等を対象とする「保育士等キャリアアップ研修」において、発達障害に関する、より実践的な内容を盛り込むなど、保育所等に対する支援の強化を図ってまいります。


<< 石井敏雄から第六次千葉県障害者計画についての要望 >>

障害のある人の高齢化・重度化などで、今後の状況の変化も想定されることから、障害者支援施設についても、必要な対応を行うように要望します。

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