農林水産常任委員会(梨の剪定枝を活用した新商品開発・産地活性化事業について)

農林水産常任委員会、2月補正予算(梨の剪定枝を活用した新商品開発・産地活性化事業について)の質問

<< 質問 石井敏雄 >>


千葉県中の梨農家の皆さんは、この冬場から、甘くておいしい・みずみずしい梨の収穫に向けて、毎日まいにち寒い中で朝から晩まで両手を頭より上にあげてハサミとノコギリを持ち、顔を空に向けて、梨のたなの上に伸びるたくさんの数え切れない本数の枝を剪定しています。
そこで出てくる、剪定枝の本数も数えられません。

県ホームページ、専門普及指導室(農業革新支援センター)「梨剪定枝処理に関する対策の現状から」平成25年12月6日の更新の資料で「グラム量」トン数を参照しますと、
梨の剪定枝量は1ヘクタールあたり約7.6トンで、これに県内の結果樹面積が約1,550ヘクタールですから、計算すると驚くなかれ莫大な量で、約1万1,847トンと載せていました。

その下には「剪定枝処理には様々な方法があります」と、いくつかの処理方法を載せていますが、この莫大な量の剪定枝の処理が課題となっていました。
私のところへも、各地の梨農家さんから剪定枝処理についての相談が寄せられています。

さてこのような中、今回の補正予算において、梨で不要な剪定枝から有効成分を取り出して、新商品を開発するというこの発想には、まず私・農業者としても、もちろん当の梨農家さんにも、朗報だと思います。
たいへん夢のある事業を実施する予算計上です。そこでお尋ねします。

1、梨の剪定した不要な枝を活用する、新商品開発・産地活性化事業は、どのような目的で実施するのか。

本県の梨生産において、剪定枝の処理が課題となっています。
本事業は、不要となった剪定枝に含まれるアルブチンなどの有用成分を使用した新商品を開発し、梨とのセット販売や、県産梨のイメージアップに活用するなど、「日本一の梨産地」としてのブランド力の向上と産地の活性化を目指すものです。


2、有用成分を利用して、どのような商品、新たな商品開発を考えているのか。

梨の剪定枝の中から、肌のシミやくすみのもととされるメラニンの合成を阻害し、美白効果が得られるアルブチンが確認されたことから、消費者ニーズなどを踏まえながら、この成分を一部原料とする化粧品を開発する。
また、アルブチン以外の成分の特定や効用確認などを行い、それらの有用成分を活用した新たな商品開発についても検討して行く予定です。


<< 石井敏雄から、梨の剪定枝を活用した新商品開発・産地活性化事業についての要望 >>

処理が課題となっている不要な剪定枝を活用して、女性をターゲットに化粧品等を開発する取組は、とても斬新な発想でたいへん興味を持っています。
日本一の梨のブランド力を高めるため、関係者一丸となっての取り組みをお願いして要望とします。

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