平成26年6月県議会1、高齢者対策・老人クラブについて

千葉県定例県議会 石井としおの一般質問(平成26年6月23日)老人クラブについて

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 まず老人クラブについては、全国に先駆け初めて老人クラブなるものが誕生したのは千葉県であります。
 終戦直後の1946年(昭和21年)3月21日、匝瑳市八日市場(旧八日市場町米倉地区)の米倉老人クラブが発祥の地であります。
 町内の老人たちが集まり・ともに語り。食事や、歌ったり踊ったりしたサークルが母体であり、これを記念して、1983年(昭和58年)には、記念碑が西光寺に建てられているそうです。
 戦後の時代背景の中で、思いを一つにして、ともに語りなぐさめ合い、孤独からの開放と、精神的な安らぎを求める機会を持つことを望み、自然発生的に誕生したとの事でした。
 勿論皆さんもご存じのとおり「老人クラブ」は、おおむね65歳以上の高齢者で構成されており、「健康・友愛・奉仕」をスローガンに非常に幅広い活動をして、高齢者自身の様々な生きがいつくりの支援をしている、地域の自主的な団体です。

 そこで千葉県も、平成22年度から27年度にかけて、全国第2位のスピードで高齢化が進んでおり、高齢者人口はますます増加しておりますが、近年の老人クラブへの加入者は増加していないのが現状であります。またこの状況において、特に60歳代の加入者が少ない状況には、私も心配をしているところであります。
 いざというとき、頼れるのはすぐ近くに住む人たちであり。生きがいや健康づくり、そして仲間づくりを担う「老人クラブ」は、高齢者人口の増化や急激に進む希薄な高齢社会という現状からいっても、その役割は大きいといえます。

さてそこで、本県の老人クラブの加入率など、現状はどうなっているのか、
県として老人クラブ活性化の為に、今後どのような取り組みを行っていくのか質問します。

答弁 知事 森田健作

(1)本県の老人クラブの加入率など、現状はどうなっているのか。
1 県内の老人クラブは、平成26年3月末現在で3,248団体、会員数は14万8,557名で、5年前に比べ、クラブ数で368団体、会員数で2万4,397名の減少となっております。
2 また、加入率については平成25年3月末 現在で8.0パーセントとなっており5年前に比べ、3.1パーセント低下しております。
3 老人クラブ数や会員の減少理由としては、
・ 老人クラブの会長が辞任した場合、後任が見つからず、クラブそのものを解散してしまう例が多いこと
・ 定年の延長等により働く高齢者が増加していることや、高齢者の多趣味化により、他の 社会活動への参加の機会が増えていること
などが考えられます。
(2)県として老人クラブの活性化のため、今後どのような取組を行っていくのか。
1 互いに支え合い、安心して暮らせる地域社会を実現するためには、元気な高齢者の方に、地域活動の担い手として参加いただくことが重要であり、県としても、その受け皿となる 老人クラブの役割は非常に大きいと考えております。
2 そのため、県では、これまでも一人暮らしや 寝たきり高齢者への家庭訪問・家事援助など、地域の老人クラブなどが実施する事業や、他のクラブのモデルとなる地域活動への助成を行ってきたところです。
3 老人クラブ自らも、今年度から「老人クラブ 『100万人会員増強運動』」を全国的に展開しているところであり、県としても組織を担うリーダーの育成事業や新規会員獲得に向けた講座の開催へ助成を行うなど、その取組を支援してまいります。


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「老人クラブ」についての要望

 さて、県民の多くは長い間、職場と住まいの分離した生活をしており、地域活動をしたくても「地域になじみがない」「知人・友人が少ないから」との理由で参加しにくい現状だそうです。
 しかし加齢とともに、行動範囲が限られてくると、人は地域へと回帰する。その時のだいじな受皿が「地元老人クラブ」だと思います。
「人間は意味を求める動物。いくつになっても役に立ちたい、自分を認めてもいたい」と思っている。
 そんな意義の感じられる組織を作ることが、加入率の低下に歯止めをかけることとなり、今後、必要とする人たちに目を向けてもらう仕掛けになると考えております。
そこで、さらに一人でも多くの方々の「老人クラブ」への入会が、千葉県民や地域の安心・安全につながると確信しております。

さらなる「老人クラブ」への力強い支援を願い、要望します。

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