平成24年6月定例県議会 4、普及指導員について

質問(石井としお)
 つぎに、農業者への普及活動についての質問です。
そこで普及活動については、今さらながら普及所・普及員の皆さんにこの場をお借りしまして感謝・御礼申し上げます。
 私が館山農村中堅青年養成所、現在の千葉県立農業大学校の前進ですが、卒業した後「やちよ4Hクラブ」で農村青少年活動など、地域生活改善に熱中していた頃のことですが、ある雨の日、月曜日の朝に相談ごとで普及所に行くと、事務所の中での熱気あふれる声に圧倒されて、入口の扉をあけることができずにいた事や、普及員さんは農村地域での信頼は厚く。本当に熱心に親身になって、お支えいただきましたことなど、なつかしく思い出しております。
 さてしかし、今の普及員さんは、農家でお茶を飲むこともできないほど忙しいようです。地域の課題を知るためには、こういったお茶のみ話も必要だと思うのです。普及員さんの人数は、この10年間で279人から224人へと削減されております。
私は、地域農業への振興・発展させていくためには人手と時間がかかり、ゆえに普及員さんの人数は確保する。このことが確実に必要だと思っております。
 過日3月22日。読売新聞に「農業 普及指導を一冊に」「県元指導員 梅原あきらさん 農家に経営や生産・販売方法などを指導する」「県の普及指導員、35年間に勤めた経験をもとに 普及原論 を出版した」とあり、「普及員の魂はおせっかい」という持論に基づき、普及活動をわかりやすく紹介している。としておりました。
私は早速・この本を購入し、拝読させていただきました。
 そこで、この本の筆者・梅原彰さん自身が言いたかったことは。≪農業という産業が国際化のうねりの中で衰退し、農村の階層分化が進み、担い手や産地が大きく弱体化してきている現状の中で、誰がそれを解決していくのか。それは、農業者・自身しかいない。でも、一人ひとりの個別の農業者の頑張りだけでは、なかなか前には進まない。だからこそ、普及員の役割が重要で。普及員は、農業者の問題意識をひとつひとつ拾い上げ、それをつなげながら、大きな力にしていかなければならない。この頑張りを、さらに大きな力としていくために、農業改良・普及活動の充実が期待される。≫と、書いておりました。
私も普及活動では、専門領域に特化したスペシャリストよりも、まず「地域内の多くの課題を拾い上げることが必要であり。そして「農業者とともに解決していくこと」も必要とされていると思います。そこで、お尋ねいたします
普及指導員は、地域内の多くの課題を拾い上げ、それを農業者とともに解決して行くことが必要と考えるがどうか。
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答弁(農林水産部長 永妻 能成)
 時代とともに農業を取り巻く環境が、大きく変化する中で、普及指導員は、常に農業の現場にあって、農業者自らが課題を的確に捉え、解決していく力を付けていけるよう、支援していくことが重要と考えています。
 そこで、県では、こうした普及指導員の養成に努めるとともに、地域の農業者の経営課題に応えて行くため、普及指導員の専門性を生かしながら、様々な視点から総合的に課題解決に向けた支援が出来るよう、地域グループ制による組織的な普及活動を展開しているところです。
 今後とも、農業者との信頼関係のもと、熱意を持って農業者とともに課題解決できる普及活動を目指してまいります。

要望(石井としお)
 まず地域に根ざした普及活動を展開していくには、現在の普及指導員の人数では、本当にたりません。県定員適正化計画もありますが、地域農業を守り振興していくためには、普及指導員の数の確保並びに計画的な採用をお願い致し、要望いたします。
要望の2つ目です。 地域農業、普及指導員さんが。しっかりと地域から信頼され、農業者と一緒に地域農業の課題を解決していくためには、長いスパンが必要です。
 そこで、普及指導員の在籍年数を、他の職員よりも長く確保されますように お願いいたし、要望といたします。

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